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2021年04月30日

1つずつの感謝

この時期になると、1日の開花数が大分落ち着いて来ます。
とにかく数をこなさなければならない時期と違って、1つずつの花に向き合うことができるようになると、咲いてくれた花が愛おしくてたまらない!

最近、授粉をするたびに咲いてくれた花に「ありがとう」と声に出して言うようにしました。

うわー、きれいに咲いたね、ありがとう。
がんばったね、ありがとう。
おいしい実になるんだよ、ありがとね。

ありがとうを言い続けるうちに、気がつくとずっと笑顔で、気がつくとやたらと楽しくなっています。
言葉の力ってすごいなぁと思いながら、今日も楽しく仕事をしています。





写真は先日ご案内した田中一村記念美術館での企画展、奄美の花鳥風月と人々の暮らし〜田中一村へのオマージュ〜で、ひとつだけ描かれているパッションフルーツの花なんです。
どの絵にあるのか会場で探してみてくださいね。


まるか農園 yoko



  
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Posted by まるか農園 at 22:29Comments(0)まるか日誌

2021年04月19日

犬の手も借りたい?

まるか農園に看板犬が登場です。




楽(らく) メス 生後 3ヶ月 雑種

縁あってうちに来てくれました。
圃場に肉食獣のにおいをつけて、好き放題するネズミ君たちをビビらせるのが今のところのお仕事です。
そのうちネズミとってくれないかなあ(笑)



まるか農園 yoko



  
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Posted by まるか農園 at 22:38Comments(0)まるか日誌

2021年04月16日

奄美の花鳥風月と人々の暮らし〜田中一村へのオマージュ〜

まるか農園ではリーフレットその他に素敵な作家さんたちのイラストを使わせていただいています。
以前、midoriya.amami、聡子さんの展示会をご紹介しましたが、今回はリーフレットや年賀状にリアルでかわいらしい絵を描いてくださっている青木薫さんの展示会のご案内です。









まるか農園のお客様には去年、一昨年のリーフレットでおなじみのこちらのイラスト。
こちら、瀬戸内町在住の画家さん、青木薫さんに描いていただいたものです。










上記は水彩画ですが、今回の展示はアクリル画と油彩です。
水彩もとても良いのですが、今回の作品群は水彩にはない重みと深みが見事!
そして依頼を受けて描くものとは違い、画家さんが自分の表現したいものを自由に描き出した時の迫力ときたら!
薫さんが表現しようとしているのは奄美の自然だけではなく、そこで育まれた人々の生き方や想い、世界観まるごとなんですね。

そしてそして、薫さんだけでもすごいのに、今回の展示は3人展!
水彩&水墨画のながやんこと永瀬哲治さんは、何度か一緒に飲む機会があってお手製のピザをいただきながら全国を旅して絵をかいていた時のエピソードなどを伺っていたんですが、実際に絵を拝見するのは初めてです。
冬山に絵を描きに行って滑落して足が折れて自力で下山して病院に行ったけど入院は嫌だから折れた足でテント生活しながら絵を描きつつ病院に通ったとか、すごすぎエピソード盛りだくさんでした。
ギャラリーで拝見すると、田中一村もかくや、という風情なんですが、光が印象的ですね。


これに小田島さんの映像がどうからんでくるのか、楽しみすぎます。

イベントページの作家プロフィールからギャラリーを見ることができます。
ぜひご覧になってください。
上のポスター画像からイベントページにとべます。


会場全体で奄美の宇宙観を表現しようという今回の展示。
これだけの展示が無料で観覧できるってすごいです。
初日の23日(金)は3人とも在廊だそうですよ。

奄美パーク内、田中一村記念美術館 企画展示室にて。
これは必見です!




まるか農園 yoko



  
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Posted by まるか農園 at 12:23Comments(0)まるか日誌

2021年04月14日

花盛り

暑いような寒いような天気です。

去年は4月の下旬に真冬並み(in奄美)の最低気温になった日があったので、今年も油断はできません。


さてさて、奄美のまるか農園圃場では、今、パッションフルーツが花盛りです。



この時期は毎年クロマルハナバチに手伝ってもらっていましたが、今年はすべて人の手で授粉することにしました。


クロマルハナバチさんたちは確かに働き者なんですが、それは晴天の日限定!

曇りや雨だとちょくちょくおやすみモードになってしまって、あてにしているとさっぱり授粉されていない!なんてことがあります。

そのため、天気のグズついた去年などは授粉されているかどうか確認する、という作業が必要になり大変な二度手間に。


そして、クロマルハナバチは日本在来種ですが、奄美在来ではないので、授粉シーズンが終わったら全て処分しなければなりません。

そのまま来シーズンまで育てられないか検討もしたんですが、どうにも難しそうで断念。

散々働いてもらって用が済んだらハイサヨナラだなんて、ブラック企業よりヒドイことに思えて、毎年授粉が終わる時期が苦痛でした。


手授粉にしろ蜂授粉にしろ、どっち道授粉の後には花びらを取るので手間は大して変わらない!

2人でやれば大丈夫!


というわけで今年は全て手授粉です。

1日に1000や2000咲いても鼻歌まじりで心晴々です。

パッションフルーツは標準開花から70日ほどで実が熟するので、今授粉している花たちは6月下旬に採れる計算ですね。


ご予約の受付は5月中旬頃を予定しています。

お楽しみに。


そうそう、今さらですがこっそりインスタ始めました。

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まるか農園 yoko




  
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Posted by まるか農園 at 21:03Comments(2)まるか日誌